フォークリフトの故障時にはどうすればよいか

フォークリフトも消耗品ですから、使っていれば必ず様々な箇所が磨耗してきます。それは機械である以上、いずれ必ず訪れる宿命です。ただ、故障時にどうすればよいのかさえ分かっていれば、急な故障トラブルにも対応でき、被害を最小限に食い止めることができます。では、故障トラブルが起きたときにはどうすればよいのでしょうか。

点検時、故障が発覚したとき

フォークリフトの点検はこまめに行うようにしましょう。故障が早く分かるとその分対応しやすくなります。逆に点検をろくにせずに、不調にも関わらずそのまま運転していたりすると、いざ故障が発覚したときには手遅れになり、最悪廃車ということにもなりかねません。こまめな点検はリスクを減らしコストを下げる方法として最も簡単なことのひとつですから、ぜひ行うようにしましょう。
故障が発覚したときには、たいていの場合は買ったところ、レンタルしたところが修理も引き受けてくれますので、何かあったときにはこまめに連絡するようにしましょう。

フォークリフトの故障箇所

フォークリフトには様々な故障箇所があります。運転している人間は、何かいつもと様子が違うな、と思ったらそれは故障している可能性がありますので、報告を怠らないことが肝心です。フォークリフトについて我々はそれほど詳しいわけではなく、なんてことないと思っても実は重篤な故障をしていた、なんてことも多々ありますので、自己判断だけで済まさないようにして、何かを感じたらすぐに報告するようにしましょう。
フォークリフトでは、ステアリングを注視するようにしましょう。一般車に比べて、フォークリフトというのはとてもステアリングが故障しやすいものだからです。なぜなら、一般車に比べるとステアリングの切り替えしがとても頻繁だからです。
また、ヒューズの故障も非常に多いです。むしろステアリングの故障だと思っていたらヒューズが原因だったなんてことも少なくありません。やはり、負荷をかけたままである状態がフォークリフトは一般車に比べると非常に長いので、一般車と同じように考えていると痛い目に合います。負荷が一般車よりもはるかにかかっているため、その磨耗は一般車の比ではないので仕方がないのかもしれませんね。